ようやく一息つけるかと思っていた緊急事態宣言解除。しかし再び新型コロナウイルスの感染判明者数が増加し、いよいよやってきた4連休はまたも自粛ムードです。いったいいつになったら、「普通の生活」ができるようになるのでしょうか。「普通」がいかに尊いことか、こうした事態になって初めて気づかされます。

手洗い・うがい、マスクの着用、3密の回避など、まだまだ気を引き締めて感染症対策を行っていく必要があります。以前、「7月の肌対策」(https://sanoh-corp.jp/post-1169/)の際に取り上げましたが、これからの季節はマスク着用の際のうっかり日焼けに特にご注意ください。白は紫外線を通しやすいですし、反射した光が別箇所の肌を焼いてしまう可能性も。マスクに隠れているからといって、ノーガードでは日焼けは食い止められません。

このほかにも、すでに半年近く「マスク必須」生活をしているとさまざまなトラブルが出てきます。不織布はモノによりゴワゴワとした感触のものもあり、頬や鼻先がこすれて赤くなってしまったことはありませんか? そして紐も頬でこすれたり、耳が痛くなったり。仕方ないことではありますが、地味に不快なこの症状。「なんとなくかゆい」「ヒリヒリする」といった不快感は、仕事中の集中力にも影響します。荒れた肌は清潔にした上でしっかりと保湿するなど、毎日のケアを欠かさないようにしましょう。

これに関しては、不織布でもなるべくやわらかいものを選ぶ、なるべく立体的なものを選び摩擦を減らす、紐の幅の広いものを選ぶなどの対策が考えられますが、まだまだマスクの数も値段も安定せず、種類を自由に選べないという問題もあります。その代わりこれまではなかった「布マスク」の種類が豊富です。夏場に嬉しい“ひんやりマスク”のラインナップも。ご自身の肌に合う、優しい肌触りのものを探してみてください。

ただし、これらの症状の中には、思いがけない病気も隠れています。それは、高温多湿の気候で起こるカビが原因の「脂漏性皮膚炎」。ただ「皮膚が荒れているだけ」と軽視してはいけないのだそうです。脂漏性皮膚炎は鼻や頭皮など皮脂の分泌が多い箇所を中心にして起こるもので、皮膚が赤くなりかゆみが出てきます。一見、ただの肌荒れなので放置されがちですが、もともと肌に住んでいる真菌(カビ)・マラセチアが皮脂や汗などを餌にして増殖することが原因です。そのため治療しなければ一度治っても再発したり、慢性化したりするといい、早期に治療が必要なのだそうです。

マスクを着用するとより高温多湿の環境となり、マスクの下では汗もより多くかくことになります。皮脂が溜まっていなくてもトラブルが起こる可能性があるマラセチアは、清潔にしていても症状が出てしまうとのこと。少しでも変だなと思ったら、迷わず皮膚科を受診しましょう。

 

コロナ禍では、マスクを外すことは難しいかもしれません。しかし熱中症対策もかねて、人との距離が十分にとれる屋外では、マスクを外してもOKとされています。つけっぱなしにせず、マスクを取って定期的に通気することも重要ですよ。その際は肌がより紫外線にさらされるため、日焼け止め対策も忘れないでくださいね。