今回も、先週に引き続き「世界アルツハイマーデー・月間」についてです。今月9月は世界アルツハイマー月間。認知症に関わる人も、そうでない人も、認知症に関する正しい知識を持ち、理解を深めることで、誰もが安心して暮らせる社会をめざそうという活動です。

そして9月21日は、世界アルツハイマーデー。アルツハイマーに関する認識を高めることで、世界中の患者とその家族に、支援と希望をもたらすことを目的とし、199年9月21日、スコットランドで開催された「第10回国債アルツハイマー病協会国際会議」で宣言されました。

例年、9月21日を中心に記念講演会などが行われてきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、今年は中止に。しかし規模は縮小しながらも、街頭でのリーフレット配布などの啓発活動は全国で行われています。明日からの4連休でも街頭活動を行っているそうなので、見かけたらぜひリーフレットを手に取ってみてください。

 

日本でこの活動を推進している公益社団法人認知症の人と家族の会ではこのリーフレットのデータ配信も行っています。興味があればぜひダウンロードしてみてください。このほかにも同会ホームページには、認知症に関する情報提供のほか、認知症を知るための推薦図書の紹介、相談機関の案内、啓発パネルの貸し出しなどさまざまなことが掲載されています。当事者やその家族の方々はもちろん、そうでない人もとても勉強になるサイトなので、ぜひ訪れてみてくださいね。

 

日本国内でのこの取り組みのシンボルカラーはオレンジ。街頭活動などでも、みなお揃いのオレンジTシャツを着用しています。同活動を推進する「ひめじ おれんぢ プロジェクト」のホームページによると、「夕暮れの柿の深くて豊かな柿色を苦心の末再現した柿右衛門の赤絵は大いに世界を驚かせ、日本の磁器が世界に輸出されることになった」ことから、その陶工柿右衛門の赤絵磁器にちなみ、オレンジを認知症のシンボルカラーにしたとのこと。そして「日本から世界に発信していこう」と、日本各所でのオレンジライトアップが行われています。

もちろん今年2020年もライトアップされる予定。先ほどの「ひめじ おれんぢ プロジェクト」は、なんと世界文化遺産の姫路城をオレンジ色にライトアップ。このほか東京都庁・神奈川県庁などをはじめ、京都タワーや広島城、各地の観覧車などがオレンジ一色に。この模様は9月21日18時40分から、YouTubeで生中継されます。心が温かくなるオレンジの光で癒されるとともに、誰もがかかる可能性のある認知症について、改めて考えるきっかけにしてください。