かつて大ヒットした、『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のドリル』シリーズや、任天堂DS『脳を鍛える大人のDSトレーニング』を覚えていらっしゃいますか? 以降、当たり前に使われるようになった「脳トレ」という言葉は、「2006年ユーキャン新語・流行語大賞」でトップ10入りを果たしました。なんと14年前。同年の流行語大賞は「イナバウアー」ですから、時が過ぎるのは早いですね。

認知症が社会問題となっている今、2006年当時よりももっと「脳トレ」の需要は高まっています。現在はゲーム機がなくとも、スマホアプリで手軽にできる脳トレもたくさんあり、脳の健康のために取り組んでいる方もいるのではないでしょうか。

その中に、元祖「脳トレ」を監修した川島教授(東北大学)が手がける『Active brain CLUB』(ABC)というアプリがあります。運営は東北大学×日立ハイテクの脳科学カンパニー(株)NeUで、川島教授も取締役CTOとして参加している企業です。ABCはハード面でも14年分の技術進歩を遂げた「“新”脳トレ」で、脳活動センサーと専用アプリを用いて、認知機能を鍛えるもの。長年の研究で脳トレは有効であることは間違いないものの、行う人によって効果に個人差があること。そのため脳の活性度をセンサーで計りながら行い、その効果を意識しながら脳トレに励めるというのです。「経産省ジャパン・ヘルスケア ビジネスコンテスト2019優秀賞」も獲得しています。

新開発された超小型脳活動センサーを装着して脳を鍛えることで、脳活動が見える化されるのだとか。脳の状態を意識しながら、自分に合ったトレーニングを行えるのもメリットです。センサーはヘアバンドのような形で子どもでも高齢者でも簡単に装着できそうなもの。センサーを着けたら、アプリで「ハンドサイン計算」「アニマル順番記憶」、予測力を測る「目隠しスカッシュ」などゲーム感覚で行います。

どうしても「脳トレ」と聞くと、認知機能に不安のある高齢者に勧めがちですが、このABCアプリは、記憶力はもちろん頭の回転度や注意・抑制・予測などの能力を鍛えるため、効率よく仕事を進めたいビジネスパーソンにもぴったりだそうですよ。

これらは1日5分でOK。脳活動を測る小型センサーが必要で、3万4800円・2万5200円のコースから選んで契約します(いずれも税別/2年間)。高価ではありますが、自分の脳活動を知ることができる機会はそうはないため、「やってみたい!」という方も多いでしょう。どんな疾患も「病気になる前」の対策が必要です。脳の健康のために、進化した“新”脳トレ『Active brain CLUB』もぜひ活用してみてください。