先日紹介した「砂糖のあまくない話」。改めて砂糖の恐ろしさを知ったのですが、日々の食事の中で無意識に摂取している砂糖があります。

例えば清涼飲料水やチョコレート、アイスなどであれば、砂糖が使われているのはわかりやすいですよね。しかし、インスタント・レトルト食品をはじめとした加工食品、ドレッシングなどの調味料…と特に「甘い」と感じないような食べ物でも砂糖は使用されています。

また定食屋に行くと、体によさそうな煮物と煮魚定食を頼みます。自身でお料理をする方ならお分かりになると思いますが、この煮物・煮魚にも砂糖が使われている可能性が高いです。私たちが美味しいと感じるものには、砂糖が使用されているのかもしれませんね。こうして砂糖そのものやお菓子など「砂糖が入っている」と認識できるものは気にしていても、このように気が付かないうちに摂取してしまう砂糖により、「隠れ糖分過多」になっているケースも多いんです。

加工食品を購入する際は表示を見て何が使われているのかをしっかりと確認することから、「隠れ糖分過多」対策を始めましょう。甘いジュースやコーヒーがどうしても飲みたい!という人も、毎日飲んでいては体を壊してしまいます。ジュースは砂糖が大量に使われていますから果汁100%ジュースに変えるなど工夫してみてはいかがでしょうか。また缶コーヒーではなくオフィスや自宅でコーヒーを入れて、牛乳を混ぜ合わせてみましょう。甘みが出て砂糖の量を減らせるはずです。

日々の食事は、なるべくなら自炊して、砂糖を使用しない料理を作るのがベスト。お惣菜や加工食品は砂糖が使われている率が高いためです。みりんは残しつつ砂糖不使用で煮物を作ったり、てんさい糖や黒糖、はちみつなど、砂糖よりも健康に良いとされる素材に置き換えたり。工夫しながら砂糖を減らしていくことが大切です。おやつやデザートには、クッキーやケーキなどではなく、はちみつをかけたプレーンヨーグルトや果物はいかがでしょうか。もちろん食べ過ぎはよくありませんが、ビタミンなど栄養素も豊富なため、積極的に取りたい食品です。

とはいえ、やはりお菓子がやめられない…と間食してしまう人もいるでしょう。本来はやめることが一番ですが、それではストレスが溜まってしまいます。一日の食事バランスを見ながら、量を守って食べるしかありません。最近は糖質制限のため、炭水化物の摂取を控えている人がいます。それ自体は問題ありませんが、やはり物足りずについつい間食してしまうというケースもあるそう。あまり厳しいノルマを課すのではなく、適度に炭水化物を取ったほうが満足度は高くなりますし、さまざまな栄養素をまんべんなく取ることで満腹感を得られるとも言われています。しっかり満足すれば必然的に間食も減るため、まずは3食のご飯をしっかり食べることから始めましょう。

 

日々の食生活に気をつけているのに、知らぬうちに陥ってしまう「隠れ糖分過多」。せっかくの努力が無駄にならないよう、もう一歩踏み込んで、日々の食事について考えてみましょう。