新型コロナウイルス感染症に振り回されている2020年。今年の最大のトピックスになるはずだった東京五輪は延期となり、現在の新規感染判明者数の増加で来年の開催も黄色信号が灯りそうです。

そしてコロナがなければもう一つ、大きなトピックスであった「5G(第5世代移動通信システム)」。「4G」の登場によりスマートフォンが日常生活に大きく影響を与えたように、5Gの大容量・高速通信は私たちの生活をより便利に変えてくれると言われています。その「5G元年」が2020年でした。

しかし、あまり話題にはなっていない気がします。もちろんコロナが影響していることは明らかですが、5Gによる恩恵がどの程度なのかがわからない、そもそも今のスマートフォンでの通信で十分……という人が圧倒的に多いのではないかと考えています。

特にお年寄りはシニア向けスマートフォンをお持ちの方も多いはず。電話・メール・カメラ・インターネット検索など、わかりやすく画面に表示されており、誰でも使いやすい設計になっています。

そんなシニア向けスマートフォンに、このほど、認知症予防サポート機能がついた新製品が登場しました。富士通から発表された「らくらくスマートフォン F-42A」は、国立長寿医療研究センターと認知症発症リスク予測についての共同研究を行ったといい、認知症予防のための専用アプリがインストールされているそう。

搭載されている認知症予防支援アプリは、歩数情報をもとに認知症発症リスクを予測。ユーザーに対し運動などの行動を促し、認知症予防をサポートしてくれます。数えられた歩数は東海道五十三次のコースに沿って記録されるため、誰もが楽しみながらウォーキングを続けることができるのも特徴。また認知機能テストや、毎日の血圧の記録機能もあるそうです。

さらにスマホ本体はハンドソープを使って洗ったり、アルコールやウェットティッシュで拭いたりすることも可能だとか。スマホは雑菌の宝庫ですから、いつでも清潔にできる耐久性能と防水性能は今の時代には欠かせません。特に高齢の方は感染時のリスクが高いため、こうした機能があると安心して使えるのではないでしょうか。

この「らくらくスマートフォン F-42A」は、ドコモから9月下旬に発売されました。高齢のご両親にシニア向けスマホを探している方はぜひ製品を確認してみてください。また「らくらくスマートフォンを使うのは…」という人は、アプリストアをチェック! 認知機能テストなどができる認知症予防支援アプリや、歩数や血圧などを記録する健康管理アプリがたくさんあります。自分に合ったものを見つけてインストールし、手持ちのスマホを“認知症予防スマホ”にカスタマイズしましょう。