弊社の取り扱う「タキシフォリン」は、糖尿病や認知症の予防・改善効果が期待され、世界中で研究が進められている機能性食品素材です。そしてそれだけにとどまらず、新型コロナウイルスへの効果も示唆されているということは、当ブログ内「コロナウイルスとタキシフォリン」( https://sanoh-corp.jp/post-1253/ )でもお伝えしてきました。

急性呼吸器感染症に関係するウイルスの多くは、肺に存在するプロテアーゼを利用して増殖するといわれています。その増殖を阻害させるものを見つければいいのですが、その素材を探し出すには膨大な時間と労力がかかりますし、一生かかっても見つけられないかもしれません。そこでスイス・バーゼル大学では6億8700万という物質を対象にバーチャルスクリーニングを実施。こうして理論的に探索されて見つかった11個の素材の中に「タキシフォリン」が含まれていたのです。

このバーチャルスクリーニングは「in silico(イン シリコ)」と呼ばれるもの。よく聞く「in vivo」(生体内)や「in vitro」(試験管内)に対応して作られたもので、「シリコンチップ(コンピューター)内」という意味があるのだとか。前述のバーゼル大学の発表は昨年3月、5月にはインド・ブバネシュワル大学の研究チームのin silicoによる評価で、新型コロナウイルスが細胞内に侵入する際にACE2と結合しますが、それを阻害できる物質としてタキシフォリンを含む複数の天然物を選び出しました。

非常に効率的に素材を探し出す「in silico」。これまで莫大な研究開発費と時間がかかっていた創薬は、「in silico」を用いることによって、その費用も日数も大幅に削減することができるそう。ある企業では新薬候補素材の特定から非臨床試験まで、通常2~3年かかるところ、わずか21日で完了したという事例もあるのだとか。驚きですね。

 

なお、期待の高まるプロテアーゼを利用した増殖、免疫機能の暴走、過剰な炎症や血栓の発生…といった一連の重症化までの流れのすべてで効果を発揮するのではないかと期待されている「タキシフォリン」。すでに中国では新型コロナウイルス感染症患者にも使用され、良好な結果を出しているという報告や、そのほかのウイルスへの有効性も示唆されているといい、糖尿病・認知症対策も含め世界中から注目を集めています。弊社もタキシフォリン取り扱い企業として、よりよい商品の開発に努めてまいります。