健康・美容をサポートする素材として大注目されているプロテオグリカン。糖とたんぱく質の複合体で「糖たんぱく質」の一つで、健康食品素材と化粧品原料があります。弊社でも以前からプロテオグリカンに注目していて、2年前には“誕生の地”青森にあるプロテオグリカン工場見学も実施しています(https://sanoh-corp.jp/post-242/ https://sanoh-corp.jp/post-251/)。

 

プロテオグリカンは1g3000万円(!)という高価すぎる素材でしたが、サケの鼻軟骨を酢につけて柔らかくして食べる青森の郷土料理「氷頭なます」よりヒントを得て、天然のサケから酢酸抽出するようになり量産化が可能になりました。

人間はもちろん多くの生物に存在するプロテオグリカン。骨や皮膚、軟骨、腱などのほか、脳や血管壁などにも多く含まれています。1本のたんぱく質に糖鎖が結合しており、その糖鎖部分に強い保水性があるのだそう。その優れた保水力と弾性力という特性を生かして肌の潤いを維持したり、その特性で関節への衝撃を和らげるクッションの役割を果たしたり。化粧品や美容食品では肌を潤わせてハリを与えるアンチエイジング素材として、健康食品では主に関節をサポートする成分として、それぞれ配合されています。

これを聞いただけでも大変優秀な素材ですが、さらに研究は進んでいて、肌の新陳代謝促進、美白作用、シワや肌荒れ改善も期待できる素材とされています。また生理機能としては抗アレルギー・潰瘍性大腸炎対策・軟骨再生の促進・骨粗しょう症対策……などあらゆる研究が進行している、まさに「夢の素材」といえます。

このプロテオグリカン研究で名高い弘前大学のある青森県では、「あおもりPG」(PG=プロテオグリカン)として県を挙げて「推し」ています。あおもりPGを活用した製品には認証マークがつき、サプリメントや美容・健康ドリンク、リンゴ酢、ゼリーなどのスイーツ、珍しいものでは羊かんも。シートパックや美容液など、洗顔せっけんなどのコスメも豊富です。そしてプロテオグリカンは、機能性表示食品として、関節や軟骨対応のほか、2020年には「肌の弾力」に関する届け出表示が可能に。今後ますます注目を集めていくことでしょう。