先日年が明けたと思ったら早くも4月に突入しました。特にコロナ禍で季節感がなくなっているので、日が過ぎるのが余計に早い気がしています。カレンダーを見ると間もなく訪れる大型連休が目を引きますが、実は書かれていない“記念日”ももりだくさん。本日4月9日は「子宮頸がんを予防する日」と「食と野菜ソムリエの日」ですよ。

そして日曜日、4月11日は世界パーキンソン病デー。パーキンソン病を見つけたイギリスのジェームス・パーキンソン氏の誕生日に当たる日です。世界中でパーキンソン病に関するセミナーなどイベントが実施されます。活動のシンボルマークは、氏が好きだったというチューリップ。美しく咲く花に未来への希望も込められています。

パーキンソン病は、神経伝達物質の一つ・ドーパミンが不足して情報がうまく伝達できず、体の震え・筋肉の固縮・平衡障害などの運動機能に問題が起こります。その前段階として嗅覚障害、便秘、睡眠障害、うつ状態などの症状が起こることも。現在は効果のある治療薬がたくさんあり、発症しても10年・20年と付き合っていける病気となりつつあります。

しかしパーキンソン病は認知症とも密接に関連しています。パーキンソン病患者の約4割がパーキンソン病認知症を発症すると言われ、一般的に病気診断後の10年~15年後にその症状が現れるといいます。パーキンソン病認知症では、その病変がみられる部位である黒質という脳の部位に、レビー小体が形成される傾向があるのだとか。このレビー小体がたくさん蓄積されることによって脳が損傷してしまい、認知症の症状が発生してしまうというのです。

このパーキンソン病の発症から1年以内に認知症が発症すると、パーキンソン病同様に幻視や動作困難が起こる「レビー小体型認知症」と診断されます。薬で幻視などの症状を極力減らしながら、リハビリなどを行い運動機能の低下を防ぐことが重要となります。現在はコロナ禍で、気軽に病院やクリニックに行けないと考えている人も多いでしょう。しかしパーキンソン病、認知症などへの対策は早ければ早いほど、投薬治療はもちろん、リハビリなどできる選択肢が広がり、症状の進行を緩やかにできます。何か変だなと自覚がある、家族の言動に違和感があるなどしたら、まずは医師に相談してみることをおすすめします。

話は戻って4月11日の世界パーキンソン病デー当日は、ウェブ市民公開講座が開かれるそう。パーキンソン病の症状や治療、簡単にできるストレッチのレクチャーなどたくさんのコンテンツがあるようなので、ぜひ興味ある人は参加してみてください!

 

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