緊急事態宣言が解除されたと思ったら、すぐに「まん延防止等重点措置」の発令となりました。大阪では変異株を中心に感染判明者数が1日1000人を超え、若者を中心に外出を控えるよう呼びかけられています。この1年は未知なるウイルスへの恐怖や自粛生活でのストレス、将来への不安など、さまざまなストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。

 

自粛もあって家にいることが多くなると、考える時間がたくさんあります。将来のことはもちろん、「あのときああしておけば…」といった過去のことまで掘り返して、ネガティブな思いを増幅させてしまっていることもあります。そんな不安定な心の状態から抜け出して【いま現在】に意識を向けることを「マインドフルネス」は可能にしてくれます。

最近よく聞くようになった「マインドフルネス」は、瞑想などを取り入れいまある状態に目をしっかり向けて、ありのままを受け入れることをいいます。もともと仏教に由来する思想ですが、現在は宗教色もなく、自己啓発や医療プログラムなどで採用されるようになりました。関連書籍もたくさん発行されていて、一度は手に取ったこともあるという人もいるのではないでしょうか。

いまここにある状態を受け入れるというのは、将来や過去にとらわれないこと。「良い・悪い」など主観を排除して、ありのままをとらえて事実だけに目を向ける必要があります。肩の力を抜いて目をそっと閉じ、呼吸に全集中します。鼻や口、肺などを通り抜ける空気の温度や感触を、呼吸を通じて感じましょう。

最初こそ静かで落ち着ける自室で行うことが有効ですが、慣れてくれば電車やオフィスなどでもマインドフルネスは可能。ストレスを感じたときやマイナス思考になってしまったときに、いったんリセットする形で取り組めば、気分も一新できるはず。一日5分でも毎日続けることで、少しずつでもメンタルに変化が表れるはずです。

書籍もたくさん発行されていますが、YouTubeなどでもマインドフルネスを解説している動画などもあります。「やり方がわからない」という人はぜひ一度検索してみてください。

 

新型コロナ感染予防のために、マスク・消毒・外出自粛などさまざまな取り組みをそれぞれが行っているかと思います。ただし、一番の予防策は「心身の健康維持」。健やかな心と体で、免疫力をアップさせましょう。