新年度がスタートし、1ヵ月超経ったゴールデンウィーク明け。進級・進学、就職・転職、転勤・異動など新年度を機に新たな生活が始まった方々にとっては、大型連休でリフレッシュされたのではないでしょうか。

 

しかし新生活に慣れようと一生懸命頑張ってきたからこそ、休み中に緊張の糸が途切れてしまい、体調がすぐれなかったり、学校・会社に行きたくないと思ったり。俗にこれを「5月病」と言いますが、ある調査によると4人に1人程度が経験したことがあるのだそうです。

この「五月病」は正式な医学用語ではなく、時期的なものからそう呼ばれるようになったそう。実際に病名をつけるとすれば「適応障害」や「軽度のうつ」と診断されることが考えられます。

 

イライラ・不安感・緊張感や無力感・倦怠感などの精神的症状、食欲不振・胃痛・不眠・頭痛などの身体的症状、家に引きこもるようになるなど行動面での変化など、その症状はさまざま。これらが長引くことによって、うつ病へと進行してしまうこともあるので注意が必要です。また受験や終活を超えた方に多いのが、燃え尽き症候群。大きな目標を達成できたことで、無気力や無感動になってしまうことも。

「五月病」になりやすいタイプは、責任感が強い・完璧主義など真面目な人。環境の変化によるストレスをうまく解消できずため込んでしまい、5月の連休明けにそれが症状として出てきてしまうようです。こうした症状があれば無理をせず、心療内科などにかかり話を聞いてもらったり、周りの人に協力を求めたり、一人で頑張らないことが大切だといいます。

 

この5月病は、なにも今の時期に限ったものではありません。環境が変わればいつでも症状として現れる可能性があります。そのため転職や異動などで環境が変化したとしても、趣味を続ける・規則正しい生活をキープする・運動をするなどの対策を行うとともに、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」を増やすためバナナや赤身魚、乳製品・大豆製品などを積極的に摂るようにしましょう。

また近年は腸内環境と精神疾患が密接に関係していることも明らかになっています。乳酸菌や食物繊維を摂取するなど「腸活」に励み、5月病にならない心身づくりを心がけましょう。