早いもので、もう7月も終盤となりました。紆余曲折の末はじまったオリンピックですが、各国選手の素晴らしいパフォーマンスにより盛り上がりを見せていますね。さまざまな意見があるなか開催にこぎつけたのですから、最終的には全世界の人が「やってよかった」と思えるような大会になってほしいものです。

 

 

選手や海外マスコミがこぞって「東京五輪」についてSNSなどに書き込みをしてくれています。「コンビニが素晴らしい」「街がきれい」「ボランティアスタッフが親切」など高評価も多い一方、大不評なのが日本の暑さ。報道を見ていると北米・欧州の屋外競技選手を中心に暑さに言及しており、テニスに至ってはトップ選手が競技時間の変更まで提案するほどです。

 

鍛え上げたアスリートでさえも暑い東京の夏。しかし実際東京はマシなほうで、大阪・京都や名古屋のほうが「つらい」という人も多いのが日本の夏です。そんな暑さを乗り切るため、本日7月28日は「土用の丑の日」はウナギを食べましょう!

 

「土用の丑の日」は、小学生くらいまでは「土曜日」にウナギを食べるものだと思っていた方も多いのではないでしょうか。実際に土曜日は全く関係なく、立春・立夏・立秋・立冬の直前18日ほどの期間を示す言葉で、丑の日は日にちを十二支で表すなかの特定の一日のこと。実は夏以外にもあり、各季節の変わり目にやってきます。また、18日の間に十二支がひと回りして「丑」が2回くることもあるため、そのときは2回目の「土用の丑の日」があります。

 

そしてなぜウナギを食べるのか。ウナギの旬は秋の終わりから初冬ですが、『万葉集』には「夏にウナギを食べて栄養を摂るといい」といった大伴家持のうたがあるそう。ウナギはビタミンA、B1・B2などを豊富に含み、免疫力アップや食欲増進など夏バテ対策にぴったりの栄養が含まれています。当時は成分分析などない時代ですが、食したときの経験で「ウナギを食べると元気になる」とわかっていたのでしょう。

 

ただ「土用の丑の日」が広まったのは江戸時代。諸説あるものの、発明家としても有名な平賀源内が、夏に落ち込んでしまうウナギ屋の売上をカバーするのに、「土用の丑の日」というキャンペーンを行うことを提案して、それが当たったという説があるそう。夏に食べるべき栄養豊富なウナギ。でも旬は初冬なので夏は売れない。だから発案した「広告」により流行し現代まで続いている。とても面白いエピソードです。

 

連日のこの暑さと湿気で、すでに夏バテ気味という方も少なくないと思います。今夜のオリンピック観戦のお供はウナギに決まりですね。アスリートを応援する私たちも、しっかりと力をつけ、この夏を乗り切るためのパワーを蓄えましょう。