皆さんはオートミールを食べたことがありますか? オートミールとは、精白せず外皮を残したオーツ麦を食べやすく加工したシリアルで、栄養豊富なことから健康食として世界中で親しまれています。

 

中央アジア原産だとされるオーツ麦は、ヨーロッパで盛んに栽培されるようになり、オートミールで作ったお粥(ポリッジ)が朝食の定番に。その後アメリカにも伝わり、日本には明治時代に入ってきたそうです。

最近、日本でも栄養に優れた健康食として、ダイエットに美容に、そして離乳食にと人気が高まっているオートミール。どのくらい栄養が豊富かというと、白米の約2倍の植物性タンパク質、白米の約20倍・玄米の約3.5倍という食物繊維のほか、カルシウム・鉄分などミネラル、ビタミンB1やビタミンEも含まれています。特に食物繊維は水溶性・不溶性のバランスがよく、水溶性食物繊維βグルカンは血液中のコレステロールを排出させる力が、不溶性食物繊維には整腸作用がそれぞれあります。

 

調理する水分量を調整するだけで硬さを自在に変えることができるため、介護食にも最適なオートミール。そのものだけでも栄養満点ですが、野菜などをプラスすることでより健康的な食事が簡単にできます。タンパク質がたくさん含まれるため筋トレする人や、ダイエットをしている人にも人気。また抗酸化作用が期待できるビタミンEも豊富なため、美容目的で取り入れている人も増えているそうです。

 

食べ方もライフスタイルや好みに合わせて変えられるのがオートミールのいいところ。ヨーグルトや牛乳に入れてそのまま食べたり、小麦粉の代わりとして焼き菓子などにして食べることも。糖質も低いため、置き換えることで糖質オフダイエットにもなりますね。和風の味付けともとても相性がいいため、かつおだしやこぶだしなどで味付ければ、和風お粥が簡単にでき、老若男女が楽しめます。

 

日本ではあまりなじみがなく、まだ食べたことがないという人も少なくないかもしれません。最近はオートミール専門のレシピ本なども発売され、さまざまな食べ方が提案されています。「味や食感が苦手!」と言う人も、ハンバーグやパンケーキを作る際に入れることで、食事の栄養価がアップするのはもちろん、食べやすくなりおすすめです。ぜひ試してみてくださいね。