新型コロナウイルス感染症が流行しだしてから、注目を集めているカテキン。日本人にな
じみ深い緑茶などに含まれる成分・カテキンで、インフルエンザなど抗ウイルス作用、抗
酸化作用、殺菌・抗菌作用、抗ガン作用など多くの健康効果が確認されています。

また血糖の上昇を抑制する作用も確認されているほか、カテキンを摂取すると肝臓での脂
質代謝が上がり、エネルギー消費もアップ。結果として体脂肪が減少するという肥満予防
効果もあり、あらゆる年代の人に積極的に摂ってほしい健康素材です。

さらに最近では緑茶に含まれるカテキン類の一種「エピガロカテキンガレート(EGCg)」
が、糖尿病の改善効果があることが明らかとなりました。インフルエンザウイルス予防効
果も判明しているこの成分は、実は国民病、いや地球病となりつつある糖尿病を予防・改
善してくれる力があるというのです。


糖尿病患者の肝臓では、ある“悪玉”たんぱく質が増加してインスリン分泌を抑制してい
るそう。“悪玉”と言えども体内にはなくてはならないたんぱく質でもあるため、この量
を「一定レベルに保つ」ことが必要になってきます。東北大学、同志社大学の研究グルー
プは、この“悪玉”たんぱく質を押さえる遺伝子を突き止め、増加させる作用のある成分
を検討したところ、それがEGCgだったのだそうです。

現在、フランスなど海外で「日本茶ブーム」が到来中。これまでは「抹茶の加工品」が人
気というイメージでしたが、最近では緑茶=「グリーンティー」として、急激に人気が高
まっているそうですよ。海外発のスーパーフードもいいですが、毎日続けるのなら日本伝
統の健康素材のほうが採り入れやすいのではないでしょうか。

殺菌・抗菌作用が虫歯や口臭を防ぎ、食中毒から守ってくれ、さらに抗ウイルス効果でイ
ンフルエンザも寄せ付けない緑茶。それだけでなく肥満予防や血糖値上昇抑制、さらには
糖尿病改善効果まで明らかになっています。飲めば飲むほど健康になる…わけはなく、飲
み過ぎはNGですが、肥満予防効果は継続して摂取し続けるとより効果が上がるそうです。
食事のときはぜひ緑茶を。