近年、健康志向が高まり、食べ物への関心が高まっています。「これは食べないようにしよう」「この食材は積極的に摂ろう」「このメニューは特別なときだけ」というように、自分の食事に何らかの制限を課しているも少なくないでしょう。

 

「グルテンフリー」もそのうちの一つ。グルテンは小麦粉のグルテニンとグリアジンというたんぱく質が、水を含みこねられることでグルテンになるそう。このグルテンは「ふわふわ」「もっちり」など食感に大きく影響し、食べ物の美味しさを支える重要な役目を果たしています。

しかしグルテンはいいことばかりではなく、さまざまな問題を引き起こすことがあります。小麦アレルギー、グルテンに対する免疫反応で小腸が破壊され栄養が吸収できなくなるセリアック病、食物アレルギーやセリアック病以外でグルテンによる下痢などの消化器症状が出るケースなど、内容はさまざま。何となくだるい、肌荒れがおさまらないなど、原因不明として放置してしまいそうな症状もあります。

 

そこで生まれたのが「グルテンフリー」です。グルテンフリーは文字どおり、グルテンが入っていないもの。パンやパスタ、お菓子など幅広く使われている小麦を断つことは非常に難しいかもしれませんが、最近では小麦の代替として米粉や大豆粉を使用した加工食品が次々発売されており、味もそん色ないものに。小麦アレルギーの方も、パンやパスタなどを楽しめるようになりました。

 

さらにグルテンフリーなら糖質摂取を抑えることにもつながるため、ダイエットにも効果あり。ヘルシー志向の有名人らも、グルテンフリーに取り組んでいる人が多数います。「アレルギーでもないし、小麦粉を使った食べ物を口にしても全く問題ない」という人も、緩く試してみる価値がありそうです。