皮膚のバリア機能が低下し、強いかゆみが押し寄せるアトピー性皮膚炎。特に冬は空気が乾燥しやすいことからさらに肌の水分不足が進み、無意識にかきむしってしまっている方も少なくないでしょう。かゆみを緩和させるためにも、また肌を守るためにも、乾燥させないようこまめな保湿が大切です。

 

アトピー性皮膚炎の方をはじめとした肌が敏感な方は、化粧水も刺激になる可能性があり、選び方も難しいもの。まずは化粧品の成分表を見て、「なるべくシンプルなもの」を選びましょう。入っているものが少なければ、それだけ刺激になるものが少ないということでもあります。特にアルコール類を含む化粧水はアトピー性皮膚炎の方の肌に合わないことが多いため、注意が必要です。

そして初めて購入したときは、二の腕の内側のやわらかい部分に化粧水を塗布し、30分ほど待ちます。赤みや腫れなどが出てこなければ、以後48時間は入浴などを避けてそのままにし、皮膚に問題が出ないかを確認してください。最初から本品を購入するのではなく、試供品をもったり、店頭のサンプルを試してみたりするのがおすすめです。自分の肌に合うかしっかりとテストをしましょう。

 

もし赤みや腫れが出てきて「この化粧水は使えないな」とわかったら、成分表をチェックします。何度か繰り返しているうちに「この成分が肌に合わない」とわかってくるはずです。また体質も日々変化するため、今まで使っていて問題なかったものでも、急に肌に合わなくなる可能性も。お肌の変化を感じたらすぐに使用を中止して、場合によってはすぐに皮膚科を受診しましょう。

 

アトピー性皮膚炎や敏感肌の人は、化粧水一つとっても選び方が難しく、面倒なことがたくさん。それでも自分にぴったりのものが見つかれば、かゆみの緩和など日常生活が楽になり、肌状態も改善するはずです。特に冬は空気の乾燥が進み、お肌の水分も不足しがち。自分に合った化粧水でしっかり保湿して、お肌を乾燥から守りましょう。