新型コロナウイルス感染症が騒がれてから丸2年。2020年2月上旬には感染者こそ広がっていなかったものの、マスクが市場から姿を消し始めていたと記憶しています。それ以降、本格的に「禍」となり、アルコール消毒液がなくなり、ティッシュやトイレットペーパーがなくなり、イソジンがなくなったり……。現在では自動車や給湯器などの部品、マクドナルドのポテトなども輸入が難しく、「コロナ禍によって手に入らないもの」が常に存在しています。

 

マスクは手作り、デマによる品薄だった紙類やイソジンはすぐに市場に戻りましたが、かなり長い間品薄が続いたアルコール消毒液は「次亜塩素酸ナトリウム水溶液」「次亜塩素酸水」を代用する場面も多かったですよね。次亜塩素酸ナトリウムの代表的なものは皆さんご存知『ハイター』などの塩素系漂白剤。「次亜塩素酸水」はそれに水を加えたもの……ではなく、食塩水や塩酸を電気分解して精製した食品添加物の一種とのことです。

どちらも手指など人体での使用は推奨されておりませんが、モノへのウイルス対策としては効果があることが厚生労働省のページにも記載されています。新型コロナウイルスはもちろん、これまでは毎冬の定番だったノロウイルスに対し、次亜塩素酸ナトリウムは効果があることで知られています。

 

消毒液の空間噴霧はWHOからも厚生労働省からも推奨されていません。モノへの効果がある次亜塩素酸も当然、空間噴霧はの効果は認めらておらず、また安全性も保証されておらされいません。特に次亜塩素酸ナトリウム水溶液については、手や指をはじめ皮膚に付着したり、目に入ったりすると大変危険なため、絶対に行ってはいけないとのことです。

 

コロナ第6波もまだまだ収束が見えないなか、手洗い・手指消毒はもちろん、ドアノブやテーブルの消毒などでこれからも使用されるであろう次亜塩素酸。このほかにもサルモネラ菌や大腸菌、インフルエンザにも殺菌効果があり、このポストコロナでも「家庭に1本」の頼もしい相棒となりそうですね。