今年1月から段階的に発令されてきた「まん延防止等重点措置」は、3月21日をもって全国的に解除されました。新規感染判明者数は落ち着いてきており、これからは感染拡大に注意しつつも「ポストコロナ」時代に進んでいくと考えられます。

 

これまで自粛につぐ自粛で、季節の行事を楽しめなかった人も多いでしょう。現在はちょうど「お花見」「歓送迎会」シーズン。まん防が明けたからといって、桜の下での宴や大人数で飲み会は難しいですが、お酒が好きな人は飲みに行く機会も増えるでしょう。

アルコールは、適量であれば糖尿病予防にもなることが明らかとなっていますが、お酒好きな人の中には適切な量で止めることができず、ついつい飲み過ぎてしまう人も。過度の飲酒は高血糖を引き起こし、血管障害から虚血性心疾患や脳血管障害へとつながっていきます。

 

アルコールは肝臓に蓄積した脂肪や膵臓からのインスリン分泌への影響がそれぞれあり、血糖値を上昇させるといいます。さらに飲酒量が多くなりカロリーが過多になったり、アルコールと同時に摂取する食事なども血糖値を上げる要因となってしまいます。

 

そしてアルコールを取り過ぎは、肝硬変やアルコール性の膵炎へと進む可能性があり、肝臓からぶどう糖が出されなくなって逆に低血糖に陥ることも。またアルコール性の膵炎も血糖値をコントロールする細胞を壊してしまい、高血糖にも低血糖にもなる可能性があるというのです。なお、この低血糖は命に関わることもあるそうです。

 

アルコールはほどほどに。飲み会では「お酒を飲む」ことよりも、コロナ時代にかなわなかった「人との交流」を中心に楽しみましょう。