新しい時代「令和」の幕開けすぐに話題となった「老後2000万円問題」。連日、各種メディアで報じられ、抗議デモまで起こりました。この内容の是非はともかく、多かれ少なかれ誰もが老後への不安を抱えながら生活していることの表れでしょう。“長生きリスク”という言葉も一般的になってきています。

 

一方、お金が豊富にあれば不安は減るものの、健康でなければ人生を楽しむことはできません。特に介護が必要となる疾患にかかれば、家族にも肉体的・身体的な負担をかけてしまいます。その代表格は、やはり「認知症」でしょうか。仕事がら医師にお話を伺う機会も多いのですが、患者さんや高齢者のいるご家族から「認知症にならないためには、どうしたらいいですか?」と聞かれることが多いとか。徘徊や車の運転などの問題はメディアでも見聞きしますが、自宅の“ゴミ屋敷化”もよくある問題だそうです。高齢者本人やその家族だけでなく、ご近所にも影響がでかねない認知症。多くの方が恐れるのも無理はありません。

認知症は、誰もがなり得る疾患と言われています。2012年時点で認知症の人の数は約462万人、軽度認知障害は約400万人と推計され、合わせると65歳以上高齢者の約4人に1人が認知症またはその予備軍。そして高齢社会の進行と比例し、2018年には患者数が500万人を超え、2025年にはなんと約700万人に達すると見込まれています。もちろん高齢化に伴う認知症患者数の増加は日本に限ったことではなく、世界共通の課題。世界一の高齢社会である日本を筆頭に、アメリカ、イギリスなど各国でもさまざまな取り組みが進められています。

 

日本では2018年に認知症施策推進関係閣僚会議が発足し、2019年6月に公表された「認知症施策推進大綱」の中で、「共生」と「予防」をテーマに、地域一丸となった各種支援など取り組みほか、新薬開発や予防法の研究等なども強化する方針が示されています。特に発症を遅らせる、または進行を緩やかにさせる「予防」としては、“運動と交流”が重要。高齢者が身体を動かし、積極的に人と関わることができる「通いの場」の普及も、同大綱に組み込まれています。ある研究では、社交ダンスが認知症リスクを7割近く下げる効果的があるとの報告も。デイサービスなど高齢者施設でも社交ダンスをレクレーションとして取り入れているところもあるそうです。

 

生活習慣と言えば、運動と同じくらい食事も重要です。認知症のポータルサイトなどでは「予防レシピ」などが掲載されていたり、テレビで脳に良い食事が特集されたり、アメリカでは認知症予防に効果があるとされる「マインド食」なる食事法もあります。とはいえ、運動も食事も継続してこそ効果があるもの。毎日欠かさず続けることはそう簡単なことではありませんよね。そこで手軽に続けられる生活習慣として、認知機能対策のサプリメントに注目が集まっています。臨床試験に基づき機能表示が認められる機能性表示食品では、DHA・EPA、イチョウ葉、プラズマローゲンなどの脳の健康をサーポートする成分を含有した商品が多数届出されています。

そして、弊社でも取り扱うロシア・シベリア産カラマツ由来の成分「タキシフォリン」も、認知症対策素材として研究が進められています。日本人に多いアルツハイマー型認知症の一因となる「脳アミロイド血管症」は、アミロイドβが脳に蓄積することにより発症するもの。「タキシフォリン」はその蓄積を抑制する物質として、認知症予防および認知症の進行抑制に期待がかけられています。ここ数年、国立循環器病研究センター研究所再生医療部などの研究グループ、国立病院機構 京都医療センターなどのグループが次々とマウス実験における研究成果を発表しており、今後行われるであろう臨床応用にも期待が高まっています。

最近では科学的根拠に基づいたサプリメントを、医療機関で取り扱うケースが増加しています。弊社では認知症対策素材として研究が進む「タキシフォリン」を配合した医療機関専売商品「IASO®AGE」を、医師監修のもと開発し、全国のクリニックで展開中です。「IASO®AGE」、機能性食品素材「タキシフォリン」の詳細はお問い合わせください。

 

誰もが罹患リスクを抱える認知症。適切な運動と正しい食生活、そして足りない部分はサプリメントでうまく補いながら、予防に努めたいものです。