健康面でも美容面でも「アンチエイジング」は、多くの人々の関心事。その老化と深く関わる“酸化”“糖化”という言葉が一般的になってきました。

化はよく「体のサビ」と例えられます。体の人間を含む生物は、酸素を利用して生きていますが、呼吸によって取り込まれた1日500L以上とも言われる酸素の一部は「活性酸素」に変化。この活性酸素が過剰産生されると、細胞が傷つき、いわゆる老化が進み、がんや生活習慣病等の発症をもたらしてしまうのです。酸化するとリンゴの切断面が時間とともに茶色に変色していきますが、これが「サビ」なのです。

そして最近でも一般的になりつつある糖化とは、どういったものでしょうか。「体のコゲ」と表現され

る糖化は、体内の余った糖とタンパク質が結びつき、AGEs(蛋白糖化最終生成物)が生成される状態。例えばカレーを作るとき、玉ねぎを飴色に炒めますよね。玉ねぎが褐色へと変化していき香りや甘みが出て美味しさが増すので欠かせない作業ですが、体内で起きるとなれば話は別です。AGEsは、さらにAGE受容体を活性化させて炎症や老化を引き起こし、さまざまな疾患の原因ともなるのです。

飲酒・喫煙や脂質の過剰摂取などでも生成されることが判明しているAGEsは、簡単に消去できるものではなく、血管や肌、骨にまで蓄積されてしまうのが怖いところ。血管が糖化すれば動脈硬化に、肌が糖化すればシミ・シワが増えたり弾力やハリがなくなったり、骨が糖化すれば骨粗しょう症となったり、目なら白内障だったり。そして脳に蓄積されることで、認知症にも関連していることが明らかになっています。

 

例えばアルツハイマー型認知症は、アミロイドβというタンパク質が脳に蓄積されて起こる病気ですが、患者の前頭葉を調べると健常者に比べてAGEsの蓄積量がなんと3倍以上とも言われています。また、先述の通り、AGEsは動脈硬化との関連性もあるため血管性認知症などにも影響大と言っても過言ではないでしょう。このため「老化防止」のためには、「抗酸化」「抗糖化」が必要なのです。

体内にAGEsができやすいのが、食後1時間後。血糖値が上がる際に糖化が起こるため、食後の血糖値を抑えなければいけません。若いうちなら多少血糖値が上がっても、AGEsを排出する代謝力があります。しかし加齢とともに代謝が衰え、どんどんと蓄積されていくのです。特にメタボなどで高血糖状態の方は、AGEsができやすく蓄積しやすい状況で、糖尿病合併症の危険性も増します。

ですから糖化を防ぐためには、規則正しい生活やバランスの良い食事、適度な運動など当たり前の習慣のうえで、食後血糖値が上がらないような食品を選ぶことが重要。血糖値の上昇する割合を数値化したGI値が低い食品(低GI食品)、簡単に言えば急激に血糖値を上げない食品を選択してください。白米やイモ類、砂糖などは高GIですから、野菜を先に食べて血糖値の上昇を緩やかにする「ベジタブルファースト」を実践するなど食べ方を工夫しましょう。

またなかなか食生活の改善が進まない方には「タキシフォリン」がおすすめです。「タキシフォリン」は抗酸化だけでなく、木村修一東北大学名誉教授の研究により、抗糖化作用があることも示唆されています。最近では糖化対策素材としてのお問い合わせも増えてきています。

 

 

――おまけ――

弊社は2019年1月より、AGEsを測定する「AGEsセンサ」(シャープライフサイエンス社製)の取り扱いを開始し、参加展示会にて無料測定体験などを行ってまいりました。最近ではこれを目当てにご来場いただける方がいらっしゃるほど、「糖化測定」が人気コンテンツとなっています。出展展示会は当ホームページ「ニュース」にてお知らせいたします。