新年あけましておめでとうございます。

2020年 初のコラムです!さらに毎週月曜更新の「アトピー、美肌」に関するコラムは第20回目となりました!

これからも宜しくお願い致します。

本日は、「アトピー協会推奨品のタオル」について、です。

楽天市場で「アトピー協会 タオル」と検索すると、987件の商品が出てきました。そのいくつかを見てみると、タオルの吸水力が通常のタオルよりも高く、ゴシゴシと拭かなくても、ふんわりとあてるだけで水を吸い取ってくれる、という特徴があるようです。確かにこれだと敏感肌への負担が少なくて済みますね。

普段はあまり意識しませんが、日常生活の上でタオルには随分とお世話になっているものです。その分、敏感肌の人にとっては、どんなタオルに出会えるかというのはとても重要なことなのです。NPO法人日本アトピー協会の企業法人賛助会員数は約100社、そのうち約30社が繊維・衣料関連とのことですから、その割合からも、アトピーを取り巻く環境のなかで、肌と繊維との関係が大切であることが分かります。

 

さて、冒頭で「アトピー協会 タオル」と検索して、たくさんの商品が楽天市場で出てきたと書きました。これはどうしてかといいますと、「日本アトピー協会推薦品マーク認定制度」というものがあって、その推薦品マークの認定を受けた商品が、検索でひっかかってきた、ということなのです。

 

推薦品マーク認定、というのはどういうものなのでしょうか。協会のホームページでは、次のように説明されています。

 

患者さんからの「何か良い物ありませんか?」というご相談をきっかけに、平成16年に日本アトピー協会推薦品マーク認定制度を発足しました。このマークはアトピー・アレルギー患者さんにとって有益であろう様々な商品に対して発行しています。

アトピーをめぐっては、「アトピービジネス」という言葉が社会問題として取りざたされるような時代がありました。ウィキペディアには、「アトピービジネスとは、アトピー性皮膚炎の患者をターゲットにする悪徳商法を指す言葉として、金沢大学医学部皮膚科教授の竹原和彦が作った造語である」と書かれていますが、竹原先生の『アトピービジネス』(文藝春秋)という本が出版されたのが2000年のことです。

日本アトピー協会の推薦品マーク認定制度が始まったのが平成16年、つまり2004年のことですから、悪徳商法であるアトピービジネスや根拠のない情報に振り回されるのを避けるため、推薦品マーク認定という制度が生まれたことが分かります。

 

タオルだけでなく、アトピー協会推薦品マークはたくさんの業種で使われているようです。企業側の一方的な思惑ではなく、実際のユーザーであるアトピー患者さんや医療関係者が一堂に集うNPO法人としての強みを生かして、安心できる制度として今後も運営を続けていってほしいものですね。