認知症抑制の可能性が示唆されているポリフェノールの一種「タキシフォリン」が、認知症の原因となるタンパク質の一つであるアミロイドβの産生や蓄積、炎症等を抑制する作用があると、国立病院機構 京都医療センター等のグループのマウス実験により明らかになりました。4月30日、米科学アカデミー紀要に掲載されました。

アミロイドβが脳に蓄積する「脳アミロイド血管症」が一因とされるアルツハイマー病は、日本人の認知症の大半を占めると言われています。今回の研究では、脳アミロイド血管症モデルマウスにタキシフォリンを経口投与し調べたところ、脳血流の改善ほか、アミロイドβの産生・蓄積・炎症などの抑制し脳神経を保護する効果を有することが示唆されました。

弊社では機能性食品原料「タキシフォリン」を取り扱っており、ご好評をいただいております。政府も昨年末より認知症施策推進関係閣僚会議を設け、新薬開発や予防法の研究等の取り組みを強化する方針を示すなど、超高齢社会を迎え、認知症予防への注目はますます高まっています。弊社では「タキシフォリン」を通じ、認知症予防をはじめ健康長寿延伸に貢献できるよう努めて参ります。