現代人はミネラル不足！？添加物「リン酸塩」が原因に

夏になるとこんなCMをよく目にしませんか？

こちらは伊藤園さんが出している健康ミネラル麦茶のCMです。

ミネラルとは、身体の恒常性を保つために必要な５大栄養素の一つ。ミネラルにはナトリウム、カリウム、カルシウム、リン、鉄、マグネシウム、亜鉛などがあります。

ミネラルは汗とともに体外に排出されますので、特に夏の暑い日には水分を摂取するだけでなく、ミネラル（電解質）も摂取することが大切です。

しかし、現代人は夏に限らず、通年ミネラルが不足しがちであると言われています。

その理由の一つは「リン酸塩」の過剰摂取です。

リン酸塩は、カビ抑制、変色防止、乾燥防止、風味向上などを用途として多くの加工食品に使用されている添加物。スナック菓子、カップ麺、レトルト食品、ファーストフード、肉や魚の加工品などに多く含まれています。

通常ミネラルを摂取すると胃内で分解され吸収されます。しかし、リン酸塩を過剰摂取するとミネラルとリン酸塩が結合し本来吸収されるはずのミネラルが一緒に体外に排出されてしまうことで、結果ミネラル不足に陥ってしまうのです。

リン酸塩を避けるには、リン酸塩が多く含まれている食品を選ばないという選択肢もありますが、選ぶ場合は、カップ麺であれば「汁を飲まない」、ソーセージであればお湯にくぐらせて塩味を抜く等工夫することで減らすこともできます。

リン酸塩は現代人にとって避けることが難しい添加物でもありますので、食事に気を付けながらミネラルを毎日適度に補うことが大切です。

【参考】

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